家づくり、情報が多すぎて「迷子」になっていませんか?
人生で最大の買い物とも言われる「マイホーム」。
夢やワクワクが広がる一方で、実際に動き始めると「あまりの情報の多さに圧倒されてしまった」という経験はありませんか?
私自身、実際に家を購入するにあたって、土地探しからハウスメーカー選び、資金計画まで、本当にたくさんのことを調べました。
- 「YouTubeやブログで勉強した知識のメモ」
- 「数社からもらった分厚いパンフレットや間取りプラン」
- 「土地探しの不動産情報シート」
- 「住宅ローンのシミュレーションや見積書」
これらがノートやExcel、スマホのブックマーク、写真フォルダなどにバラバラに散らばり、情報をまとめて比較検討するのが非常に大変でした。
「あのとき、全体の現在地と進むべき方向を示してくれる『羅針盤(コンパス)』のようなツールがあれば、もっとスムーズに進められたのに……」
そんな自分自身の苦い実体験から、同じようにマイホーム計画を進める人が少しでも後悔のない選択をできるようにと開発したのが、今回ご紹介するWebアプリ『HomeCompass(ホームコンパス)』です。
マイホーム検討一元管理アプリ『HomeCompass』とは?
『HomeCompass』は、散らかりがちなマイホーム検討の情報を一箇所に集約し、スムーズな意思決定をサポートする家づくり一元管理Webアプリです。
-
完全無料ですぐに使える
マイホーム計画はお金も時間もかかります。「同じような境遇の方の負担を少しでも減らしたい」という思いから、費用は一切かからず完全無料で開放しています。
-
スマホ・PCのブラウザからどこでも確認可能
専用アプリのインストールは不要です。外出先ではスマホで土地情報を記録し、帰宅後は自宅のPCでじっくり比較表を眺めるなど、いつでも手軽に同期・アクセスできます。スマホでも片手で操作しやすいように画面下にタブメニューを配置しています。
『HomeCompass』の主な機能とできること
実際の家づくりの検討ステップに合わせて、迷わず使えるように設計しています。
① ホーム(ダッシュボード):本命プランの月額と「AIネクストアクション」
アプリを開くと、まず検討全体の司令塔となるダッシュボードが表示されます。
登録した土地やメーカー候補の中から選んだ「本命プラン」の初期総事業費や、光熱費・売電を考慮した「当初実質月額負担(例:128,182円/月)」、35年間の実質総費用がパッとひと目で把握できます。
さらに、画面下の「データ分析から導く『次の一手・アクション提案』」ボタンを押すと、登録された見積内訳や土地条件の差分をGeminiが横断分析し、「契約前に確認すべき具体的な行動」や「次回の打ち合わせで質問すべき盲点」をAIが提示してくれます。
▲ ホーム画面:本命プランの収支と、蓄積データから導くAIネクストアクション
② 動画学習:迷ったときのAI動画コンシェルジュ
「家づくりを考え始めたけれど、まず何を勉強すればいいか分からない……」という初心者の方のために、解説動画の学習ガイドを用意しています。
「完全な初心者」「資金計画」「住宅性能」などのクイック選択や、今の悩みを自由に入力するだけで、AIが今見るべき推奨テーマと検索キーワードを整理して提案してくれます。ワンクリックでYouTube検索へ飛んだり、気に入った動画をストックして視聴管理したりできるので、最初の1歩目をスムーズに踏み出せます。
③ ハウスメーカー・プラン管理:見積書のスクショからAIが一発自動入力
検討中のハウスメーカーごとに、提案された複数の間取りプランや見積もりをカード形式で整理できます。
各社からもらった見積書を手作業でExcelに入力していくのは非常に面倒ですよね。会社ごとにフォーマットもバラバラです。
そんな単純作業はAIにやってもらいましょう。
そんな単純作業はAIにやってもらいましょう。
もらった見積書や資金計画書のスクリーンショットを添付して「AI自動抽出」を押すだけで、本体価格、外構費用、太陽光・蓄電池、延床面積、地盤改良費などをAIが自動で読み取ってフォームに一発セットしてくれます。坪単価も自動計算されるので、各社の提案を冷静に見比べることができます。
▲ メーカー・プラン管理:見積書のスクショからAIが本体や付帯工事費を自動抽出
④ 土地情報登録:スクショやURLから一発登録&マップで一覧確認
不動産情報サイトも複数あり、あちこち見比べないと良い情報に出会えませんよね。
いろいろなサイトを控えていても更新でリンク切れになったり、「あの土地、地図上でどこだったっけ……?」となったりと、管理が面倒になりがちです。
いろいろなサイトを控えていても更新でリンク切れになったり、「あの土地、地図上でどこだったっけ……?」となったりと、管理が面倒になりがちです。
これも不動産サイトのURLや物件概要のスクショからAIに転記してもらいましょう。価格や面積だけでなく、用途地域、建ぺい率・容積率、接道、最寄り駅情報までAIが綺麗に抽出してくれます。
また、登録した候補地はマップ上でピン表示して視覚的に一覧確認でき、ピンからワンクリックでGoogleマップを開くこともできるので、現地見学や周辺環境の確認がぐっと楽になります。
▲ 土地候補管理:候補地をマップ上で俯瞰しながら、条件カードを整理
⑤ 2プラン比較シミュレータ:変動vs固定やライフサイクル総費用を徹底比較
登録した土地とハウスメーカーのプランを自由に組み合わせ、「プランA vs プランB」を横並びで並行シミュレーションできます。
画面上部には「初期総事業費の差」「当初実質月額の差」「実質総負担の差」が大きく表示され、どちらのプランがどれくらいお得なのかが一瞬でわかります。
- 変動金利と固定金利(フラット35の金利引き下げ優遇ポイント)の比較
- 頭金・返済期間・住宅関連補助金・住宅ローン減税想定額の個別設定
- 太陽光の売電収入や、将来のパワコン交換・設備廃棄費用を含めた実質総負担
気に入った組み合わせはワンクリックで「★本命プラン」に設定でき、いつでもダッシュボードから確認できます。
▲ 比較シミュレータ:金利タイプや将来コストを含めた実質差額を横並び比較
⑥ 【超強力】ライフプラン&最大50年資産シミュレータ:家計簿データから新NISA・固定資産税までAI丸ごと診断
家づくりで一番怖いのは「家を建てた後、将来本当にお金がショートしないか?」という点ですよね。そこを徹底的に検証できるのがこの機能です。
- 家計簿CSVのAI解析:マネーフォワード等の家計簿CSVをアップロードするだけで、AIが現在の月次手取りや基本生活費・住居費を自動で集計・抽出してくれます。
- 固定資産税の法令自動試算:本命プランの土地・建物価格や完成予定日をもとに、新築軽減措置(3年など)を踏まえた月額固定資産税を自動概算します。
- 最大50年の生涯資産推移グラフ:ローン返済だけでなく、新NISA等の運用益、インフレ率、定年後の資産取崩し、売電収入などをすべて組み合わせたキャッシュフローをシミュレーションします。「生涯黒字プラン(資産枯渇なし)」かどうかの判定や、最も収支が厳しくなる年(赤字リスク)がひと目でわかります。
- Gemini AI 家計診断レポート:設定した金利・インフレ率・運用利回りに基づき、FP専門家レベルの家計安全性レポートとアドバイスをAIが自動生成してくれます。
▲ 資産シミュレータ:新NISAやインフレを加味した生涯キャッシュフローとAI家計診断
ここが新しい!個人開発における「AI活用」のアイデア
これまでの管理ツールといえば、「自分で手入力して、自分で並べ替えて、自分で悩む」という静的なものが主流でした。
しかし、初めての家づくりでは「データを集めて入力するのも面倒、揃っても形式がバラバラで比較が面倒、いざ比較しても次にどう判断すればいいか分からない」という壁に必ずぶつかります。
そこで本アプリでは、AIを単なる「文章生成」や「要約」として使うのではなく、「面倒なデータ入力を肩代わりし、入力状況という文脈(コンテキスト)を読み取って次の行動を導き出すパートナー」として組み込みました。
- 【入力の手間を解消】:見積書やWEBサイトの情報を、画像・URL・家計簿CSVからAIが一瞬で構造化
- 【一元管理】:土地・建物・資金計画・ライフプランの階層データをクラウドで安全に整理
- 【意思決定をアシスト】:蓄積されたデータ間の差分や盲点をAIが分析し、次の一手や生涯の安全性を提示
このように「データの入力補助」×「データの一元管理」×「状況に応じたAIの推論」を組み合わせるアプローチは、家づくりツールとしてはもちろん、個人開発における実用的なAI活用のアイデアとしても面白い試みになったのではないかと感じています。
💡 開発の裏話1:Gemini 3.8を使って2日で開発した記録
ローカルの開発環境すら入っていない状態からGemini 3.8を活用し、コードを1文字も書かず「全行コピペ」だけで本アプリを2日で完成させた開発プロセス(運営費0円で維持するBYOK設計など)は、以下のnoteの記事に詳しくまとめています。
ローカルの開発環境すら入っていない状態からGemini 3.8を活用し、コードを1文字も書かず「全行コピペ」だけで本アプリを2日で完成させた開発プロセス(運営費0円で維持するBYOK設計など)は、以下のnoteの記事に詳しくまとめています。
💡 開発の裏話2:Gemini×GitHub Copilotで爆速機能拡張した記録
上記の記事で作成したアプリに⑥のライフプラン機能(約+7,000step)を爆速開発で追加した時の開発プロンプト全量を以下のnoteの記事に詳しくまとめています。
上記の記事で作成したアプリに⑥のライフプラン機能(約+7,000step)を爆速開発で追加した時の開発プロンプト全量を以下のnoteの記事に詳しくまとめています。
【30秒でスタート】アプリの使い方とアクセス方法
アプリは以下のリンクからすぐにご利用いただけます。
- アプリURL:HomeCompass(ホームコンパス)[https://homecompass.ecolifechallenge.com/]
- 利用料金:完全無料
- ご利用方法:データの保存・安全な管理のため、Googleアカウントでのログインが必要となります。面倒な初期登録作業はなく、お持ちのアカウントですぐに全機能をお使いいただけます。
- AI機能について:見積書の自動読み取りやAIアクション提案、家計診断などのAI機能は、Google AI Studioで無料発行できるご自身のGemini APIキーを設定することで、無制限・完全無料でご利用いただけます(ヘッダー右上の[🔑 APIキー]から30秒で登録可能で、ブラウザ内にのみ安全に保持されます)。
PCでもスマートフォンのブラウザでも快適にご利用いただけます。使い方が分からない場合はヘッダー右上の「❓ 使い方」もチェックできますので、まずは気になっているハウスメーカーの見積書や土地情報を1社登録してみることから始めてみてください。
おわりに:家づくりをもっとスムーズに、後悔のない選択を
マイホームの検討は、決めることが本当に多くて大変です。
だからこそ、ツールの力やAIのサポートをうまく使って、少しでも無駄なストレスや情報迷子をなくし、本来の「楽しい家づくり」に集中してほしいと思っています。
個人開発のアプリですので、使ってみての感想や「こんな機能があったらもっと便利!」といったフィードバックも大歓迎です。
もし身の回りに「これから家を建てる」「ハウスメーカー選びで迷っている」というご家族やご友人がいらっしゃいましたら、ぜひ『HomeCompass』を教えてあげてください。
あなたの家づくりが、納得と後悔のない素晴らしいものになることを心から応援しています!






0 件のコメント:
コメントを投稿