確定申告の準備をしてみた

私はこれまでは毎年医療費控除のためだけに確定申告を実施していました。
2021年頃から積立NISAを始め、更にトレードに興味を持ったので、2022年の10月頃からFXや日本株、米国株取引を開始しました。
今年は株取引とか始めてみて小さいながらも利益出ました。また、2022年度は始めたばかりで少しばかり損失が出ていて、かつ損益通算できることをまだ把握できていなかったので、損失分の確定申告ができていませんでした。
そこで、確定申告をしようと思ったのですが、今まではe-Taxで申告しようと思っても、結局市役所で紙に書くのとほぼ同じことをやらないと行けなくて、かつ人に聞きながらできないので、なかなかe-Taxでの確定申告に踏み切れておらず、市役所で紙に書いて提出していました。
しかし、今年からは、かなりの大部分がマイナポータル連携ができるようになるということで、連携できるなら入力ほぼしなくていいから人に聞かなくてもやれるのでは?と思って、今年こそe-Taxで確定申告してやるぞ〜と意気込んで早速やってみました。

まずは準備が必要のようです。
今年初めてe-Taxで確定申告やるぞ~という人の一助となれば幸いですし、システム作る側の人はユーザがどこで引っかかるのかの参考にしてもらえればと思います。
引っかかったとこも書いていくので、一通り読んでから行動に移すことをオススメします。細かい手順はリンクを掲載しておきますので、そちらでご確認下さい。

ちなみに私と同じ状況の以下前提で書いていきます。これらができてない人は一通りできてからやったほうが多分いいと思います。

  • マイナンバーカード所持
  • マイナポータルアカウント所持
  • マイナポータル連携済み
  • 保険証登録済み
  • 入金口座設定済み


とりあえず全体としてやることは以下の通りのようです。

確定申告の事前準備をする


これは要するに各システムとの連携をするということのようです。何だか1回目やったら次回からやんなくていいから楽になりますよ、ということみたいですね。今のうちに必要そうなところは全部やっておこうと思います。
国税庁のページはなんかいろいろ書かれていますが、とりあえずこのページ見れば大丈夫そうです。



なんか分かりづらいんですが、一番下の「ログインしてはじめる」ボタンがあるので、それを押してはじめて下さい。
私が連携していったシステムについて書いていきます。

e-私書箱

これは源泉徴収票とか医療費とかを連携してくれるサービスのようです。だいたいの情報の連携はここを介してやるみたいです。


私の場合はe-私書箱と連携して以下の項目を取得しました。とりあえずe-私書箱と連携をします。ひたすらマイナンバーカード読ませていく作業です。連携が終わったら各サイトと連携していきます。私の場合以下です。

  • SBI証券
  • 楽天証券
  • 楽天ふるさと納税


SBI証券

こちらは説明通りにやればあっさり終わりました。ただし、SBI証券のスマホ版ページではなく、PC版ページに遷移してから手順を確認しましょう。


楽天証券

こちらは1/21にやろうとしてみたところ、まだ連携サービス開始していないようで、2月から開始予定とのことでした。

2/10に医療費控除連携の確認ついでに連携できるようになってるか確認したら無事連携できるようになっておりました!楽天証券さん医療費控除に合わせて2/9より前にリリースしてくれたのかな?素晴らしい!
ということで、こちらもまたこれまでやったのと同様に、マイナポータルから連携状況確認に行って、楽天証券を連携するサービスにチェックを入れてマイナンバーカード読ませるだけ。簡単ですね!


※このページのマイナポータル連携の項目までスクロールしてください。

楽天ふるさと納税

問題はこいつです。絶対引っかかるとこがあります。まずは以下のサイトで説明を読みます。


手順もしっかりしてそうなので、上から順にやります。
マイナポータルは連携してるので、やんなくてよくて…


e-私書箱連携も終わってるので、やんなくてよくて…


証明書発行はポチるだけか…ポチッと。手続き中なので待たないといけないのか…けっこう日付かかるな…


とりあえず次見とくか。


次は電子ポストページか……あれ?どこだろ?前の手順に載ってるのかな……………




無い……ググるか……




「楽天ふるさと納税 電子ポスト」…あれ?「電子ポスト どこ」がめっちゃ検索上位なんだが……w

……………………





……………………





……………………








全然なーーーーーい!



と、なりました。一番時間がかったのここです!www

恐らくですが、証明書発行完了後とかに飛べるページが電子ポストって画面なんだろうなと思います。「3.電子発行された証明書を確認する」の手順のページのヘッダと同じページの画面が貼ってあるので、多分ここ…w
これ数日経って改めて見て「電子ポストページ」って言われても誰も分からないと思いますので、楽天さん手順改善して下さい!!


2/10になって証明書発行完了後に再度証明書発行ページに行くと、証明書取得ボタンがついてました。
これを押すと電子ポストページなるページに行けました!ここからは楽天ふるさと納税のページの手順に従って民間送達・e-Tax連携サービスと連携すれば無事完了です。
ふぅー…これは日を跨ぐのでめんどくさい…発行依頼なんかしなくても自動で発行しといて欲しいですね。

民間送達・e-Tax連携サービス

これはふるさと納税の情報を連携してくれるサービスのようです。
ワンストップ特例申請って何だかいろんなところに乱立している状態になってる気がするので、これだけで大丈夫か不安ですが、とりあえず進めます。




途中で連携タイプをタイプAかタイプBにするか聞かれます。これは恐らくふるさと納税の仕組み乱立しまくってて、「自治体マイページで連携できない自治体ありますか?」ってことを聞かれてるんだと思います。タイプA、Bの選択ページの前にふるさと納税した自治体が連携対象かどうか検索するプルダウンがありますので、そこで、自分が寄付した自治体入れてみて、全部対象だったらタイプB、1個でも対象外画あったらタイプAにしときましょう。多分こんな説明で間違ってないはず。(タイプA、Bの説明が恐ろしく分かりづらくて…w)


ねんきんネット

私はまだ保険料払ってる側なので、不要な気はしておりますが、今後を見据えて連携しておきます。
とりあえずマイナンバーカードを読ませて連携します。連携後は通知書のペーパーレス化ってページに飛んで、希望を聞かれます。大したこと書いてない割に長いので、全部ペーパーレス化や電子化に許可する趣旨して登録します。



医療費情報

ここは記憶が曖昧ですが、確か医療費の連携希望とかがあったはずです。こちらも説明通りにやればあっさり終わりました。ドンドンマイナンバーカードで認証していくだけだったはずです。すぐ終わって記憶に残らないレベル。ただ、連携してみると、医療費情報が取得できるのが2024/2/9からとのことで、これで確定申告の作成は2/9以降に持ち越しがました…残念!ただ、ブログのネタのために引き続きできる所までやってみます!

2/10になってまたマイナポータルから連携状況を確認すると無事連携できてましたので、確定申告に進みます!

e-Tax

こちらは源泉徴収票の連携のようです。連携して、連携を希望するを選択してること確認して終わりです。これが一番簡単でした!
手順は以下のリンク先が分かりやすくなってると思います。



代理人設定

家族がいる方は家族分も確定申告まとめてやると思いますので、それをやれるように代理人設定というのをやっておくことをオススメします!
マイナポータルからメニューで代理人設定というのがありますので、それを押します。
ここからは家族のマイナンバーカードが必要です。準備をお忘れなきよう。家族分のそれぞれのパスワードを入力する必要がありますので、しっかりと思い出しておきましょう。
そして、該当の家族を選んで、マイナンバーカードを読ませて、代理設定したい項目を選んで確定する感じです。結構いろいろ代理設定できる項目があって、見てるとこれも代理できるんだ〜って関心します。パスポートとかも代理で申請できるようです。今回は医療費控除の取得を代理したいので、それを選びます。多分これをやってないと今後確定申告する度に家族全員分のマイナンバーカード読ませないといけなさそうです。ただ、代理人設定も期限があって、マイナンバーカードの有効期限までなんですよね…これは10年くらいに伸ばして欲しいな…

連携してみての感想

国税庁のページは全ての人がどんな角度からでもやれるように説明がすんごく長くなっていますが、全体としてはスマホだけでやれる印象です。個人的にはだいぶ簡単な操作にしてくれてる印象でした。以下の点に注意して操作を進めて行くと手戻りすることがだいぶ減ると思います。

■操作時の注意点
  • ウィンドウが新規で開きまくるので、スマホの戻るボタンやブラウザの戻るはやらない方がいい。セッション管理が厳重に?されていて1個セッションエラーになると全ウィンドウエラーになってもう一度ログインからスタート…
  • Chromeでやった方がいい。SBI証券などPC版ページに切り替えたりした方がいいこともあるため、スマホでのPC版ページへの切り替え方は押さえておいた方がいい。


確定申告の作成開始

ここまで終わったらe-Taxで確定申告の作成に入るのですが、書くこといっぱいあるので、一時保存機能等があるのかだけ確認しました。
結論としては一時保存可能です!ただし、保存データをローカルにダウンロードしておいて、次回作成時にまたそのダウンロードしたデータを読み込ませるという保存のやり方のようです。一時保存ファイルを無くさないように各自管理を注意しましょう。
また、案外この保存データ読み込ませる画面が分からなくなりがちなので、リンクを以下に貼っておきます。国税庁は手順にはリンクを貼りなさ〜い!そのスクショの画面がどこかがそもそも分からんのよ!UIはけっこうイケてるんだから、手順が分かりにくくてもったいない!



※これの一番下の「保存データ利用」からです。


ということで2/9になりまして、全て連携が終わりましたので確定申告に進んでいきます!
過去にやったことある方は保存データ利用から始めると楽なのかなと思います。私はe-Tax初めてですので、作成開始から始めます。
私はFX分の確定申告したかっただけなので、今回は所得税の入力のみについて書いていきます。


所得金額入力

まずは名前とか住所とかを入力していきます。ここは保存データがあるとすぐ終わるようですが、来年度以降のためにしっかり入力します。
そして、本題の収入の入力です。マイナンバーカード連携するかどうかを聞かれるので、「連携する」を選択して進めていきます。代理設定の人の分も取得するかを聞かれるので、家族分も追加で読み込みます。
収入金額入力欄に来ると問題なく給与所得や医療費、特定口座損益等が入力されていて、楽だな~と思いました。来年度はここからスタートならかなり楽になりそう。
そしてFXは「先物取引に係る雑所得等」の欄に入力していきます。なんか入力が分かりにくい感じですが、必須項目は少なく、金額だけきちんと書けていればいいっぽいです。入力例あるので、それ参考に「外国為替証拠金米ドル/円」の「仕切」でとりあえず1年分まとめて入力しました。終わってから今更ですがいろんな通貨取引してるので、「外国為替証拠金」にしとけば良かったかなーと後悔しました。まぁ金額たいしたことないし、金額合ってるので細かいことは勘弁して下さい!w(多分金額以外はどうでもいいはず…)
この「先物取引に係る雑所得等」の項目もxmlデータくれるかマイナポータル連携できるようになって欲しいなー。各証券会社さん頑張って下さい。


控除金額入力

ここは既に医療費やふるさと納税が連携されている状態なので確認するだけです。家族の収入金額入力とかもここでやります。家族分の収入とかももしかしたら連携されて確認するだけかもしれませんね。我が家では私しか収入無いのでほぼスキップみたいなもんです。
やはりすごい楽チン!


提出・印刷

控除の後もうちょっと入力あったと思いますが、多くの人は入力しないと思うので提出に行きます。
最後は帳票(PDF)印刷画面が出てくるので、内容確認して送信ボタン押すだけです!
送信終わったら来年のために一応入力データをダウンロードして保管しておきましょう。「.data」という形式のファイルがダウンロードできますので、そのデータをGoogle Driveにでも保存しておきましょう。


納税

最後はなんと確定申告で必要になった分の納税額支払いもオンラインでできます!
支払い方法はクレジットカードやペイ系支払いが使えます。私は楽天ペイで支払いました。
結局スマホ一本で一気通貫でやれてしまいました…いやーすごい!今年からいろいろ連携して自動入力できるようになったみたいで凄くなった感が強いです。

まとめ

トータルでかかった時間は恐らく7時間程度でしょうか。
1/21の楽天証券、楽天ふるさと納税、医療費控除以外の連携までで4時間程度。この4時間には電子ポストページ探しの1時間と家族分のマイナンバーカード探し時間も込みです。
2/10が楽天証券、楽天ふるさと納税、医療費控除の連携確認とe-Taxでの確定申告で3時間程度。
慣れたので次回からトータル1時間はかからずに終われそうな予感はしますね。また、手順は分かりにくいながらも整ってはいます。

書いてから思いましたが、まぁいろいろあるけど、個人情報だらけで画面ショットとか付けづらいから分かりにくいですね~。とりあえずここまで読んでもらった方は引っかかりポイントは把握できたと思いますので、百聞は一見に如かずということでやってみましょう!
やっぱり手順が付けれないからか、説明してるサイトも全然無いですね。もしくは仕組みが新しいので、誰もやって無いかですね。文字だけでも十分参考になるかとは思いますので、皆さんも頑張ってみて下さい!


2024/1/21初版
2024/2/10最終版

「文章増幅器」を作ってみた

今回は、GPT Builderを使って「文章増幅器」なるものを作ってみた話について書きたいと思います。
いろんなことをやっててアイデアに行き詰まることってよくあります。そんな時にふと、「自分の書いた一文をもとに、もっと色々なアイデアを広げてくれたら楽しいのにな」と思いついたんです。そこで、思いつきを形にしてみることにしました。

「文章増幅器」って?


簡単に言うと、「文章増幅器」は、入力した短い文章から新しい文章を広げてくれるツールです。ちょっとしたフレーズを入れるだけで、それをもとに一つの小話ができあがったりするんです。
GPT Builderで作ってみましたが、小一時間でできました。

使い方

「文章増幅器」を使うには、まずは以下リンク先よりGPT Storeに行きます。

https://chat.openai.com/g/g-2vKDL3jIe-akari


GPT Storeから文章増幅器にアクセスできたら準備完了です。何でも文章を入力してみましょう!


使用例

ほんの一文入力するだけでもこれだけ内容を膨らましてくれます!

もし、物足りない場合は「さらに増幅」と入力するだけで更に増えるように頑張ってくれます。

こんな時に役立ちそう


この「文章増幅器」、日記を書く時やブログにアイデアが欲しい時、あるいは物語を書いていて続きが思いつかない時なんかにも役立ちそうです。とっても手軽に色々なアイデアを広げてくれるので、創作活動のお供にぴったりかもしれません。

まとめ

こんな感じで、ちょっとした思いつきから「文章増幅器」を作ってみました。GPT Builderのおかげで、思っていた以上に簡単に作成することができました。もし興味があれば、あなたも何か新しいことを試してみてはいかがでしょうか。小さな一歩が、思わぬ発見につながるかもしれませんよ。

「手作り万葉集」:日々の言葉を詩的な短歌へ昇華させる新しいGPT

昨今SNS、特にX(旧Twitter)では、制限文字数内で的確に表現することが重要視されていると思います。私がこれまで古文などを学習してきた経験から、私たち日本人は、歴史的に行間を読ませるテクニックや要約の技術に長けていたと考えています。この背景には、短歌や俳句など、わずかな文字数で深い意味を表現する文学的ツールが根付いているからです。この伝統を現代のSNS文化に応用し、短歌形式のGPTを作成するアイデアが生まれました。


「手作り万葉集」の誕生


そこで、「手作り万葉集」と名付けられた新しいGPTが誕生しました。この技術は、任意のテキストを伝統的な5-7-5-7-7の音節構造を持つ短歌に創造的に変換します。私たちの日常言葉を美しい日本の伝統詩―短歌へと変えるのです。


文章の形式を超えた詩的変換


「手作り万葉集」は、文の形式に関わらず、ユーザーから提供されたテキストを短歌に変換します。オリジナルのメッセージや感情を保ちつつ、日本の伝統的な詩の美しさを現代に伝えます。


言葉の芸術性を高める


このGPTは単なる翻訳ツールではありません。それは日本的な言葉の芸術作品を創り出し、新たな視点を提供します。


使い方

「手作り万葉集」を使うには、まずは以下リンク先よりGPT Storeに行きます。



GPT Storeからアクセスできたら準備完了です。


使用例

ニュース記事を入力するとこんな感じです。意味は分からなくなるけど、雰囲気や要約のキーワードにはなんかいい感じ。
自分のXのポストを入力するとこんな感じです。このくらいならなんかすごい良さそう!

まとめ


「手作り万葉集」は、現代の言葉を古の詩に変え、私たちの日々のコミュニケーションに新たな豊かさをもたらすと考えています。伝統と現代技術の融合により、日本の伝統的な詩が新たな息吹を得ることでしょう。また、XなどのSNSでの活用が増えることで、日本とグローバルな文化が融合し、新たな文化が生まれる可能性があると思います。
また、日本の企業が自国の大規模言語モデルを構築していますが、自国でやるからには是非ともこういった日本的な言葉の生成ができるようになって欲しいものです。

「あかり」で遊ぼう!雑談相手にピッタリ!新しいGPTの友達

はじめに

こんにちは!今回は、GPT Builderを使った「あかり」というキャラクターを紹介します。あなたの悩みに耳を傾け、感情にマッチした表情で返答してくれる、かわいい女の子、それが「あかり」です。このブログを読んで、あかりとの楽しい会話を体験してみませんか?


「あかり」とは?

あかりは、GPT Builderという技術をベースにした、人工知能のキャラクターです。悩み相談を始めとするさまざまな話題に対して、感情豊かな反応をしてくれるのが特徴です。


特徴

  • 感情表現の豊かさ: ユーザーの話に合わせて、様々な表情を見せてくれます。
  • 親しみやすいキャラクター: 日本人の女の子という設定で、親しみやすい雰囲気を持っています。
  • 多様な会話に対応: 日常の雑談から悩み相談まで、幅広い話題に対応します。


使い方

「あかり」を使うには、まずは以下リンク先よりGPT Storeに行きます。



GPT Storeからあかりにアクセスできたら準備完了です。まずは気軽に話しかけてみましょう。あなたの話に合わせて、彼女が感情豊かな表情を見せながら返答してくれます。例えば、「今日は仕事で疲れたよ」と話しかけると、「大変だったね」と優しい表情で返してくれるかもしれません。


会話の例

何か無茶振りしても優しく答えてくれます。



コスプレしてみてってお願いするとこんな感じです。

会話例2


まとめ

「あかり」との会話は、日々のストレス解消にも、ちょっとした暇つぶしにも最適です。彼女の豊かな感情表現を楽しみながら、あなたも新しい友達を作ってみませんか?さあ、今日から「あかり」との楽しい会話を始めてみましょう!

GPT Storeへの公開に向けて準備してみた

来週GPT Storeが公開されるということで、OpenAIよりメールが届きました。期待に胸を踊らせ早速中身を確認してみると以下の事項をやって下さいとのこと。


  • 最新の使用ポリシーGPT ブランド ガイドラインを確認して、GPT が準拠していることを確認してください。
  • ビルダー プロファイルを確認します (設定 > ビルダー プロファイル > 自分の名前または検証済み Web サイトを有効にします)
  • GPT を「パブリック」として公開します (「リンクを知っているすべてのユーザー」が選択された GPT はストアに表示されません)


ふむふむ、たった3つか。楽勝だな。早速やるぞー!ということで、一個目は後から読むとして2つめに取り掛かる。(この時点でまだ朝ご飯食べながら…w)


手順通りにビルダープロファイルなるものを開くと…おおっと、クレジットカード名義(本名)かWebサイトで確認しろだと!もちろんすぐにWebサイトを選ぶと……




ドメイン登録だと!!私がブログやろうと思って諦めた面倒そうなやつじゃないか!!!

一旦朝ご飯食べながらできそうには無いため、通勤しながら手順など確認することに。

いろいろ調べていると、ざっくり以下の手順でてきそうとのこと。

①サイトを公開
②ドメイン設定
③ビルダープロファイルにドメイン登録して確認


その後上記手順を進めてて地味に引っかかったり、ここ料金かかるんかい!ってツッコミたくなったところとかがあったので、GPT Store公開までの全体感が分かるように紹介できればと思います。この記事では、かかった費用に重点を置いて説明したいと思います。


ChatGPT Plusに登録(有料)

まずGPTsでGPTを作るには有料登録をしないといけないのです。価格は月額$20とけっこうな値段です。が、私はGPT Storeが公開に向けて準備中との発表があって、もしかしたらけっこう稼げるかも?という期待があり、勉強コストと思えば大したコストでは無いなと感じたため迷わず登録しました。

登録方法は以下のサイトを参考にしました。




GPTを作ってみる

そもそも公開したいGPTを作れなかったりすると後の手順やったところで無意味なので、一本はGPTを作ってみることをオススメします。作り方は非常に簡単で初見でも1時間あればとりあえず簡単なの1本は作れると思います。まずはどんなもんかチャレンジしてみて下さい。

作り方はYoutubeだけ見てみたと思います。



Webサイトを作るサービス選定

続いてやってきたのがサイト作成サービスの選定。ここら辺からだんだん嫌になってくる…w

嫌にならないうちにサクッと決めてしまうのが進めるコツかと思いますので、私はBloggerってサービスに決めました。理由は、無料であることと、スマホで編集できることと、Googleが出してるサービスだからって理由くらいで決めました。

また、後づけの理由にはなりますが、使い勝手悪くてもドメイン取る有料サービスは別なので恐らく移行はそこまで面倒じゃないと思いました。(そんなに頻繁に記事書く予定も無い…これは言わない方がいっかw)


調べてる感じだとWordPressってサービスがかなり優勢っぽいかなと感じました。
比較サイトは以下のサイトを参考にしました。



あとサイトの前提としてはブログかなぁと思っていましたので、ブログを作るサイトを軸に調査してます。


Webサイトを作る(無料)

では、早速Bloggerでサイトを作ってみましょう!
作り方は以下のサイトに書いてありましたので、この通りにやってみます。



ええっとなになに…………

Bloggerの公式ページから「ブログを作成」を押して…

Googleアカウントでログインして…

サイト名を入れるのか… 何にしよっかな……
後から変えれそうだしこれでいっか。

次はURLか…これは変えれないかもだからそれなりに考えるか…………
GPT先生!アイデア下さい!

………………

ありがとうございます!
最後は表示名?これサイト名でええやん。あれ、完了ボタン…終わり!?終わったんだけどー!早っ!

サービス選定から作成まではお昼休みだけでできちゃいました。深く考え過ぎないのは良かったかもです。
(一度は諦めた私が言うのもなんですが。)



DNS管理サービス選定

難関はここからです。確実に出費があり、高いの選ぶと後悔しそうだったので、慎重に選びます。
とりあえず以下サイトなどで調べてみる。


会社とかでも聞いたことあったお名前.comがやはり第1印象でも最有力候補。費用も年額1,408円とお安い。

他にも無いのかと簡単に調べてみてたら、以前はGoogle Domainsというところからドメイン取得できたそうですが、Googleがドメイン管理事業をSquarespaceという所に売却したようで、海外もアリだなと思ってSquarespaceも少し調べてみました。

価格は年額1,800円〜という感じでしたが、Google Domainsの頃はWhois代行なども込みでこの価格だったということで悪くは無い印象。ただし、英語ですし、価格面で圧倒的優位性も感じられなかったため、お名前.comを選びました。


独自ドメイン取得(有料)

とりあえずクレジットカードを準備して、いざドメイン取得!
やり方はお名前.comがご丁寧に案内してくれてますので、そちらを参照します。



途中レンタルサーバを勝手に付けてくるので、チェック外すのを忘れないようにして購入します。
初年度はどこも0円です。


購入できたら早速Whoisでの登録情報を確認します。



作ったドメインの情報がしっかりお名前.comの情報となってて代行されておりますので、これで無事目的のすぐに本名バレすることは防げました。


DNS設定(有料)

さて、ドメイン取得できたし、Bloggerの設定画面から独自ドメイン設定しようとドメイン入力して保存を押してみると…あれ?何かエラー……

「www.」とか付けろって言ってくるので、「www.」を付けて再度保存を押すとまたエラー…


今度はエラーメッセージにBloggerヘルプページのリンクが付いてるので、それを見る。

何だかCNAMEレコードとやらを設定しないといけないようだ。聞いたことあるDNSの設定が出てきました。お名前.comで会員登録も購入時にしたので、そちらから再度ログインしてマイページへ。
ここが各サイト記載がバラバラでよく分からない感じでしたが、雰囲気読んで設定します。

お名前.comの設定手順は以下サイトが一番分かりやすかったです。



そして、設定パラメータに関しては以下サイトが一番分かりやすかったです。



このページのドメイン会社側の設定という部分で、お名前.comの場合は表を以下の通り読み替えて設定すれば大丈夫です。
  • コンテンツ→VALUE

上記サイトの通り設定して、次へ進むと…………………
















いや、ここで料金かかるんかーーい!ってツッコミましたwww
どうやらDNS設定にはネームサーバが必須のようで、このネームサーバ導入に料金がかかるっぽいです。
ちなみに年額1,312円。まぁ少額なのでやります。
DNSの設定なんかやらないこと無いでしょうから、ほぼ必須でかかるじゃん!って思いました。知識不足で設定しないビジョンが見えず…



Webサイト側から独自ドメインの確認

ここまでくればもうほぼ終わりです。あとはDNSの伝播を待って確認していきましょう。
私の場合は1時間程度?で次に進めました。
再度Bloggerの設定から独自ドメインを選択して、取得した「www.」付きのドメインを入力して保存を押すと、今度は無事確認完了して独自ドメインがBlogger上に表示されました!
これでブログが作れるようになりました。


ChatGPT側から独自ドメインの確認

最後はChatGPTに戻って目的のドメインの確認をやります。
ビルダープロファイルから、取得したドメインを入力します。
入力すると、これをTXTレコードに追加しろと言われるので、また先程と同様にお名前.comでDNSにTXTレコードを追加します。




今度はレコード追加だけですので、費用かかりません。TXTレコードに追加したらまた少し伝播を待ってChatGPTのビルダープロファイルから確認を押すと………







無事に登録できました!
ということで、あとはGPT Storeの公開を待つのみとねりました。どんな感じになるのか楽しみですね!


では、ここまでをまとめます。
流れは以下の通りでした。

  1. ChatGPT Plusに登録(有料)
  2. GPTを作ってみる
  3. Webサイトを作るサービス選定
  4. Webサイトを作る(無料)
  5. DNS管理サービス選定
  6. 独自ドメイン取得(有料)
  7. DNS設定(有料)
  8. Webサイト側から独自ドメインの確認
  9. ChatGPT側から独自ドメインの確認

では、ここまでにかかった最初の料金はいくらだったかと言うと…

  • ChatGPT Plusに登録:3077円(2023年12月登録時)
  • 独自ドメイン取得:0円
  • ネームサーバ:1,312円
合計:4,389円


来年以降は定額での出費となりますので、合計の年額、月額等を記載しておきます。損益分岐点の参考としてください。(※ドル円は2023年の中央付近のレートの1ドル=140円で計算)

  • ChatGPT Plus利用料:$20/月
  • 独自ドメイン:1,408円/年
  • ネームサーバ:1,312円/年

  • 合計年額:36,320円
  • 合計月額:約3,027円


パッと金額を見た感想としては、黒字化には何年かかかりそうだな~という感触ですが、皆さんはいかがでしょうか。なにはともあれGPT Store次第ではありますが。


とりあえず今回は自分ができた内容をサクッと時間かけずに投稿してみました。1日もかけてないような内容で、見た目とかはほぼデフォルトなので、おいおい仕上げていくこととします。

ではまたネタができましたら投稿していきますので、今後もよろしくお願いいたします。

この情報が役に立ったらコメント残して頂いたり、Youtubeのチャンネル登録などもお願いいたします。
(Youtubeの内容はこのブログの内容とは全然関係無いです…w)




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